知り合って15年ほどになるでしょうか…
職場にみえるお客様。
最初の印象は、「怖いお婆ちゃん」でした。
結局、私の勘違い。
70代後半で英語も話せたり、海外に手紙も書ける賢い女性でした。
その女性はクリスチャン。
時々、ヨーロッパや長崎の教会へ行かれ、お土産もいただきました。
耳が遠い方なので、よく手紙を書いてくださり、事あるごとに励ましていただきました。
グラスアートも
「いい趣味持っているから、続けなさいよ。」
と言って、いろんな教会のステンドグラスの写真や本を見せてもらいました。
昨日…
娘さんから小包が届きました。
見覚えのある本でした。
手紙も入っていて、
先月19日、92歳で亡くなったと書いてありました。
私の話しをよくしていたそうです。
「良くしてくださってありがとうございます。
よかったら、この本を貰っていただけませんか…」と。
少し弱られた事は聞いていたので、気になっていたのですが…
気になっていたのなら、尋ねてみるとか手紙を書くとか、
どうしてしなかったんだろうと後悔するばかり…
とても哀しくなりました。
まずは娘さんに手紙を書こう…
そして、本の中から作品を作ってお供えしてもらおうと思います。